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[English page is here.]

今回は、スウェーデンにおいて日本に対する考え方がこの50年間でどのように変わっていったかを、スウェーデンの高名な知日派ジャーナリストの1人である、モニカ・ブラウさんにお話しいただきます。1969年にジャーナリストとして初めて来日し、日刊紙スベンスカ・ダグブラーデットの東京特派員として活躍したモニカさんは、広島・長崎の原爆についてのアメリカの検閲についての論文で、日本史の博士号を修得しました。彼女は、その他の日本に関する多くの著作を発表し、スウェーデンにおいて日本に関する知識を広めた努力が評価され、旭日章を授与されています。

※講演は英語で行い、適宜通訳をいたします。
※本講座は、一般社団法人スウェーデン社会研究所とストックホルム商科大学欧州日本研究所の共同イベントとして実施します。

● 日時 2019年10月3日(木)18:00 - 20:00 (開場 17:30)
● 場所 スウェーデン大使館1階ノーベルオーディトリウム
● 参加料 研究所会員は無料 一般 1,500円、学生 1,000円(当日受付にて)
● お申込みは、以下のフォームよりお願いいたします。

[日本語のページはこちらです。]

Monica Braw, who is one of the most prestigeous journalists focusing on Japan in Sweden, will describe how the idea of Japan has changed in Sweden for the last 50 years through her work. She came as a journalist to Japan for the first time in 1969. She is the former Tokyo correspondent for Svenska Dagbladet. She has a Ph.D. in Japanese history with a dissertation about American censorship of the atomic bombings of Hiroshima and Nagasaki. She has also written many books about Japan. She has been honored with The Order of the Rising Sun for her efforts to spread knowledge about Japan in Sweden.

*The seminar runs in English, though supplemented with Japanese interpretaion.
*The seminar is co-organized by Japan Institute of Scandinavian Studies and European Institute of Japanese Studies at Stockholm School of Economics.

Date: Thursday 3 October 2019, 18:00 - 20:00 (Open 17:30)
Venue: The Swedish Embassy in Tokyo (Nobel Auditorium)
Fee: Free for JISS members; Adult JPY 1,500, Student JPY 1,000 for non-members
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今回は、スウェーデンのウメオ市で外科医をされている日本人の石川久美先生に、スウェーデンの医療現場における職場環境、とりわけ子育てとの両立についてのお話をしていただきます。
以下、石川先生のコメントです。
「日本では、益々労働環境の改善の必要性が強くなっています。医療現場でも例外ではありません。特に、子育て世代や親の介護の必要な方々にとっては、喫緊の課題です。今回は、スウェーデンの医療職場環境において、子育て世代が如何に働きながら子育てを行っているのか、スウェーデンと日本両国での経験を交えながらお伝えしたいと思います。」
多くの方のご参加をお待ちしております。

● 講師 石川久美氏
● 日時 2019年7月23日(火) 午後6時~8時(5時半開場)
● 場所 スウェーデン大使館1階ノーベルオーディトリウム
● 参加料 研究所会員は無料 一般 1,500円、学生 1,000円(当日受付にて)

● お申込みは、以下のフォームよりお願いいたします。

本研究所では、駐日スウェーデン大使をお招きしてのご講演が毎年の恒例行事となっております。
2014年のご着任からはや5年、昨年は日本・スウェーデン国交樹立150周年の記念行事でご活躍されたローバック大使より、これまでの豊富な経験を踏まえて、今後の日本とスウェーデンの関係について展望していただきます。
多くの方のご参加をお待ちしております。

● 講師 マグヌス・ローバック大使(英語)
● 通訳 鈴木賢志(明治大学教授/一般社団法人スウェーデン社会研究所代表理事・所長)
● 日時 2019年6月7日(金) 午後6時~8時(5時半開場)
● 場所 スウェーデン大使館1階ノーベルオーディトリウム
● 参加料 研究所会員は無料 一般 1,500円、学生 1,000円(当日受付にて)

原子力の基礎をなす核分裂を20世紀において発見した物語は、私たちを本当にワクワクさせます。多くの科学者が発見を目前にしながら失敗しました。おもしろいことに、有名な男性科学者が多くの失敗を重ねる一方で、リーゼ・マイトナーをはじめとする少数の優れた女性科学者が素晴らしい貢献をしていました。ただし彼女たちは、十分な評価を受けたとは言えませんでした。
スウェーデン、チャルマース工科大学のイムレ・パージット教授と、ポーランド、クラコフ教育大学のヌ・タルナフスカ ホア キム・ガン教授は、このたび、この魅力的な科学史の1ページを本にまとめました。そしてその日本語訳が、日本とスウェーデンの国交150周年を記念して、昨年に出版されました。今回の研究講座では、その発見の物語と、執筆や翻訳の経緯についてのお話をうかがいます。
参加者には無料で本を差し上げます。研究講座の後に簡単なレセプションが開催されます。

※講演は英語ですが、日本語の通訳が入ります。

The discovery of nuclear fission in the last century, which is the basis of nuclear power, is a true thriller. Many scientists were close to discover it, but missed. Interestingly, most of the mistakes were made by famous men, whereas a couple of brilliant women scientists, most notably Lise Meitner, made outstanding contributions, but did not get a proper acknowledgement.
Profs. Imre Pazsit (Chalmers University, Sweden) and Nhu-Tarnawska Hoa Kim-Ngan (Pedagogical University, Poland) wrote a popular science booklet about this fascinating piece of science history. A Japanese edition of the booklet was published last year, to commemorate the 150th anniversary of the diplomatic relations between Japan and Sweden. At the seminar, one of the authors will tell the story of the discovery, as well as how the book was written and translated.
The participants will receive a free copy of the book. The seminar will be followed by a small reception.

● 日時 2019年5月9日(木) 午後6時~8時(5時半開場)
● 場所 スウェーデン大使館1階ノーベルオーディトリウム
● 参加料 研究所会員は無料 一般 1,500円、学生 1,000円(当日受付にて)
● お申込みは、以下のフォームよりお願いいたします。