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西村容子会員から、毎年恒例のイベント「Sweet Sweet Sweden+」のお知らせをいただきました。(お問い合わせは当研究所にではなく、sweetsweetsweden@yahoo.co.jpまで、メールにてお願いいたします。)

 
(クリックすると別ウィンドウに拡大表示されます)

*北欧マルシェ
■Dala Treasures / ダーラ・トレジャーズ (スウェーデンのヴィンテージ)
ダーラナ在住のラーション母娘が選んだ、古き佳き時代のスウェーデンの生活雑貨。
■Freluga / フレルーガ (北欧ヴィンテージと雑貨) ←初登場!
スウェーデンを中心とした北欧雑貨や白樺細工、クリスマスのアイテムなど。
■Krabat / クラバート (北欧切手と消しゴムはんこ)
北欧モチーフのグリーティング・スタンプやカード、欧州の包装紙を使ったギフトボックスなど。
■MUMSKAKA / ムムスカーカ (パンとお菓子)
スウェーデン&フィンランドのパンとクリスマス菓子。好評の定番シナモンロールも。
■Studio Rundberg/スタジオ・ルンドベリー(手編みニット)
スウェーデン他北欧のウールを使った白樺編みやドミノ編みのキャップ、ショールなど。
■to-go / トゥ・ゴー (ファブリック小物)
北欧ヴィンテージファブリックで作ったバッグや小物。新作はレアなクロスを使ったミニバッグ。

*ワークショップとおはなし会・・・要予約(先着順)
予約&お問合わせは、メールで⇒ sweetsweetsweden@yahoo.co.jp
■12月2日(土)ワークショップの日
① [ウール糸で作るふわふわお花のオーナメント] by 小玉公子 (定員7名)
12/2 (sat) 11:30–13:30/ 材料費込み・飲みもの付 ¥3,800
丸さがかわいいお花のオーナメント。キーホルダーやブローチ、髪留めにもなります。
②[幸せを運ぶユールボックのクリスマス飾り] by MikaMika (定員7名)
12/2 (sat) 14:15–16:45/ 材料費込み・飲みもの付 ¥3,800
北欧のクリスマス伝統のユールボック(julbock=ヤギ)を、藁で手作り。リボンなどで楽しく飾ります。

■12月3日(日)フィーカ&おはなし会の日
①[クリスマスを迎える前に~スウェーデンのアドベントの過ごしかた] by 見瀬理恵子(イラストレーター&spisen) (定員8名)
12/3 (sun) 11:30-13:00 / おやつと飲みもの付 ¥3,300
クリスマスじたくの期間=アドベントについて。現地生活の長い見瀬さんのお手製のお菓子と共に、楽しい時間を。
② [スウェーデンのクリスマス菓子~ジンジャークッキーを楽しもう❤」 by 佐々木千恵美(北欧料理研究家)(定員8名)
12/3 (sun) 14:30–16:00/ おやつと飲みもの付 ¥2,700
スウェーデンの愛されスイーツ=クリスマススパイス香るジンジャークッキー(ペッパルカーカ)をあれこれ試食しながら。

ブログ http://sweetswed.exblog.jp/

クァンタムギャラリー&スタジオ
東京都目黒区中根2-13-20 レオナ都立大3F
東急東横線 都立大学駅から徒歩1分
改札を出てすぐ右の高架線路沿い(駅とエクセルシオールカフェの間)を自由が丘方向に直進⇒ 緑道を通り過ぎて左手3軒目のビル3階 です(1Fイタリア料理「D’ORO」、2Fお鮨屋さん「空海」)

今回は、スウェーデン国立美術工芸デザイン大学への留学のご経験があり、スウェーデン輸入住宅のモデルハウスデザインをはじめ、建築空間のテキスタイルアートやインテリアデザインに長年携わっていらっしゃる、フォルムSKR スカンディックハウス 代表の川上玲子さんにご講演いただきます。

川上さんは、昨年、谷中にスウェーデンの暮らしのデザインを紹介するショップ「SWEDEN GRACE」をオープンされ、また本年には北欧建築・デザイン協会会長にご就任されるなど、ますます精力的な活動を続けていらっしゃいます。

今回のご講演では、デザインのプロ向けというよりは一般の方を対象として、スウェーデンのライフスタイルと、そこで育まれたデザインの魅力についてお話しいただきます。

多くの方のご参加をお待ちしております。

● 講師 川上玲子 フォルムSKR スカンディックハウス 代表、北欧建築・デザイン協会会長
● 日時 2017年12月7日(木) 午後6時~8時(5時半開場)
● 場所 スウェーデン大使館1階ノーベルオーディトリウム
● 参加料 研究所会員は無料 一般 1,500円、学生 1,000円(当日受付にて)

【今後の研究講座(予定)】
第202回 2018年1月17日(水) 明治大学国際日本学部鈴木ゼミ
第203回 2018年2月20日(火) Chia Jonsson カール・ラーション・ゴーデン館長、Caroline Edman 同学芸員 (通訳 宮田宣子 カーリン&カールラーション友の会会長/一般社団法人スウェーデン社会研究所理事)

自分の政治的立場の位置付け(30歳未満)

資料:ISSP 2014

ISSP(国際社会調査プログラム)の2014年調査には、自分の政治的立場を0(=左翼)から10(=右翼)の尺度で評価する質問があります。この質問に対する日本とスウェーデンの若者(日本は16歳~29歳、スウェーデンは17歳~29歳)の回答を比べると、両者の傾向が非常に異なることがわかります。

すなわち、スウェーデンの若者の回答は全体にばらつきがあるのに対して、日本の若者の回答は「5」に集中しています。実に半数以上の若者が「5」を選んでいるのです。

その理由について断定することはできませんが、これは「日本人が中庸を好む」という日本人論的な説明よりも、「多くの人は右と左の意味が分かっていないので、とりあえず真ん中あたりを選ぶ」という説明の方が妥当であるように思います。

実際、現在の日本政治において、何が右・左の立場を決めるのかを学校で正面から教わる機会は、あまりないと思います。もちろんこれは教育だけの問題ではなく、政治的立場を曖昧にしている(もしくはそもそも立場を持っていない)政党や政治家が巷にあふれていることの証左でもあります。

むろん、この複雑な世の中を「右-左」という1つの軸で表すことに無理があるという批判は理解できます。しかしそういうことを一切わかっていなければ、知名度や上っ面のパフォーマンスで政党や政治家を選ぶか、何もわからず無関心になり、他人に決定を委ねてしまうことでしょう。ですから、最低限の政治的リテラシー(政治状況を読み解く力)は、きちんと教育すべきことであると思います。

須永洋子会員から、翻訳家の菱木晃子さんによる「大人が味わうスウェーデン児童文学」というNHKラジオ放送のご案内をいただきました。

放送時間は、ラジオ第2 毎週木曜 午後8時30分、再放送は、同 毎週木曜 午前10時からです。すでに10月5日より始まっていますが、過去の放送も下記のリンクから聞くことができます。

http://www4.nhk.or.jp/P1929/29/

 

このたび、須永昌博前所長の2冊目の遺作となる『みんなの危機管理 スウェーデン10万年の核のごみ処分計画』が発刊されました。
須永さんが他界されてからやがて2年となりますが、本を読んでいると、あのダンディな声が頭によみがえるような思いがいたします。

特に「スウェーデンの人たちは、『絶対安全』ということは信じません。…人間のやること、人間の行為に過ちは付き物である。付き物だからいつか事故は起こる、いつか災害は起こる、いつか危機的な状況は起こるということをまずそれを前提にしています。」(13ページ)というメッセージは、須永さんが私たちに遺した、かけがえのない教訓の1つです。

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出版社:㈱海象社
定価:1500円+税