コンテンツへスキップ

JISS研究講座 第203回 2018年2月20日(火)カール・ラーション・ゴーデン スタッフ来日講演会

今回は、カーリン&カール・ラーション友の会代表であり、当研究所の理事でもある宮田宜子氏のご尽力で、カール・ラーション・ゴーデンのお2人のスタッフをお招きし、様々なお話を聞かせていただきます。
以下は、宮田氏からのメッセージです。
-------
息子が高校生の時に留学したことがきっかけとなり、スウェーデンに深い関心を持つようになった私はあっという間にカール・ラーション夫妻のとりこになってしまいました。
スウェーデン画壇の大御所であり国立美術館の大壁画などの作者としても有名な、画家カール・ラーション(1853~1919)は「スウェーデンでもっとも愛される画家」と言われ続けていますが、それは子だくさんの家族と自らの住まいをモティーフにした数多くの作品があればこそのことです。ストックホルムやイェーテボリなどの都会を離れて本拠地としたダーラナ地方スンドボーン村の住まい「リラ・ヒュッテネース」は外装、内装、家具調度のほとんどすべてを夫婦で合作したラーションの最高傑作(と、私は思っています)ですが、100年以上前の姿のまま保存されカール・ラーション記念館としていまも美しいたたずまいのまま残されています。度重なるスウェーデン旅行の間にカール・ラーションのお孫さんや、カール・ラーション・ゴーデンのスタッフとも親しくなり、2018年の記念行事の一つとして来日が実現するという夢のような話にまでなってしまいました。
カール・ラーション・ゴーデンはガイド付きで見学ができますが、内部の写真撮影は厳禁されています。
Christina Jonsson(クリスティーナ・ヨンソン)館長と、Caroline Edman(カロリーネ・エドマン)学芸員が、スタッフにしか撮れない貴重な写真をたくさん見せてくださるのではないかと期待しています。
来たこともないのに「日本は芸術家としての私のふるさと」とまで書き残したカール。その「ふるさと」に来る機会を得たことをChia キア( kristinaのスウェーデン語での愛称)もカロリーネも「夢みたい!」と喜んでいます。

なお、2月20日のJISSでの講演会以外に2月19日、2月21日にも講演を聞く機会はあります。詳しくは《カーリン&カール・ラーション友の会》ホームページhttp://www.karin-and-carl-larsson.net の中の「nyheter」をご覧ください。もしくは宮田宛( yoshikomiyata0515@gmail.com )にメールをくださってもかまいません。
-------
多くの方のご参加をお待ちしております。

● 講師 Christina Jonsson カール・ラーション・ゴーデン館長、Caroline Edman 同学芸員
 訳 宮田宜子 カーリン&カールラーション友の会会長/一般社団法人スウェーデン社会研究所理事
● 日時 2018年2月20日(火) 午後6時~8時(5時半開場)
● 場所 スウェーデン大使館1階ノーベルオーディトリウム
● 参加料 研究所会員は無料 一般 1,500円、学生 1,000円(当日受付にて)

【今後の研究講座(予定)】
第204回 2018年3月16日(金)「目からウロコの【大人の修学旅行】帰国報告会」