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[図説スウェーデン]⑤投票率が高い国(2021年1月21日更新)

優れたビジネス環境を提供し、高福祉を維持しながら高負担を抑制し、男女平等を促進し、着実な経済成長を実現する。このような理想的な国家運営を実現している基盤となっているのが、選挙における高い投票率です。

注:OECD加盟37カ国中の順位。2020年3月時点で直近の議会(二院制の場合は下院)選挙における結果。
資料:International Institute for Democracy and Electoral Assistance

上のグラフは、OECD諸国において直近に実施された国会議員選挙の投票率の上位国と日本です。2018年に選挙が実施されたスウェーデンは87.2%で第4位。北欧以外の上位の国々(オーストラリア、ルクセンブルグ、ベルギー、トルコ、オランダ)では強制投票制度が採用されている、もしくはかつて採用されていたので、純粋に自発的な投票における投票率という意味では、北欧諸国の投票率が国際的にみて非常に高いことがわかります(ただしフィンランドは投票率68.7%、第17位にとどまっており、この点では例外的です)。