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「ある国に長く住めば住むほど、その国のことを深く理解することができる」というのはごく当たり前のことです。しかしだからといって、短い期間の滞在で得た知見が取るに足らないもの、と考えるのは誤りです。
 日本から初めて北欧を訪れた時の驚きや感動は、その時にしか味わうことのできない、かけがえのないものがあります。今回の研究講座では、今夏に初めて北欧諸国を訪れ、様々な体験をしてきた大学生たちが登壇し、彼らが何を学んできたかを報告していただきます。

● 日時 2019年10月31日(木)18:00 - 20:00 (開場 17:30)
● 場所 スウェーデン大使館1階ノーベルオーディトリウム
● 報告者 明治大学国際日本学部鈴木ゼミ学生、東洋大学国際学部藪長ゼミ学生、特定非営利法人アイセック・ジャパンEducation for Dreamプロジェクト参加学生
● 参加料 研究所会員は無料 一般 1,500円、学生 1,000円(当日受付にて)

[English page is here.]

今回は、スウェーデンにおいて日本に対する考え方がこの50年間でどのように変わっていったかを、スウェーデンの高名な知日派ジャーナリストの1人である、モニカ・ブラウさんにお話しいただきます。1969年にジャーナリストとして初めて来日し、日刊紙スベンスカ・ダグブラーデットの東京特派員として活躍したモニカさんは、広島・長崎の原爆についてのアメリカの検閲についての論文で、日本史の博士号を修得しました。彼女は、その他の日本に関する多くの著作を発表し、スウェーデンにおいて日本に関する知識を広めた努力が評価され、旭日章を授与されています。

※講演は英語で行い、適宜通訳をいたします。
※本講座は、一般社団法人スウェーデン社会研究所とストックホルム商科大学欧州日本研究所の共同イベントとして実施します。

● 日時 2019年10月3日(木)18:00 - 20:00 (開場 17:30)
● 場所 スウェーデン大使館1階ノーベルオーディトリウム
● 参加料 研究所会員は無料 一般 1,500円、学生 1,000円(当日受付にて)
● お申込みは、以下のフォームよりお願いいたします。

[日本語のページはこちらです。]

Monica Braw, who is one of the most prestigeous journalists focusing on Japan in Sweden, will describe how the idea of Japan has changed in Sweden for the last 50 years through her work. She came as a journalist to Japan for the first time in 1969. She is the former Tokyo correspondent for Svenska Dagbladet. She has a Ph.D. in Japanese history with a dissertation about American censorship of the atomic bombings of Hiroshima and Nagasaki. She has also written many books about Japan. She has been honored with The Order of the Rising Sun for her efforts to spread knowledge about Japan in Sweden.

*The seminar runs in English, though supplemented with Japanese interpretaion.
*The seminar is co-organized by Japan Institute of Scandinavian Studies and European Institute of Japanese Studies at Stockholm School of Economics.

Date: Thursday 3 October 2019, 18:00 - 20:00 (Open 17:30)
Venue: The Swedish Embassy in Tokyo (Nobel Auditorium)
Fee: Free for JISS members; Adult JPY 1,500, Student JPY 1,000 for non-members
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今回は、スウェーデンのウメオ市で外科医をされている日本人の石川久美先生に、スウェーデンの医療現場における職場環境、とりわけ子育てとの両立についてのお話をしていただきます。
以下、石川先生のコメントです。
「日本では、益々労働環境の改善の必要性が強くなっています。医療現場でも例外ではありません。特に、子育て世代や親の介護の必要な方々にとっては、喫緊の課題です。今回は、スウェーデンの医療職場環境において、子育て世代が如何に働きながら子育てを行っているのか、スウェーデンと日本両国での経験を交えながらお伝えしたいと思います。」
多くの方のご参加をお待ちしております。

● 講師 石川久美氏
● 日時 2019年7月23日(火) 午後6時~8時(5時半開場)
● 場所 スウェーデン大使館1階ノーベルオーディトリウム
● 参加料 研究所会員は無料 一般 1,500円、学生 1,000円(当日受付にて)

● お申込みは、以下のフォームよりお願いいたします。

本研究所では、駐日スウェーデン大使をお招きしてのご講演が毎年の恒例行事となっております。
2014年のご着任からはや5年、昨年は日本・スウェーデン国交樹立150周年の記念行事でご活躍されたローバック大使より、これまでの豊富な経験を踏まえて、今後の日本とスウェーデンの関係について展望していただきます。
多くの方のご参加をお待ちしております。

● 講師 マグヌス・ローバック大使(英語)
● 通訳 鈴木賢志(明治大学教授/一般社団法人スウェーデン社会研究所代表理事・所長)
● 日時 2019年6月7日(金) 午後6時~8時(5時半開場)
● 場所 スウェーデン大使館1階ノーベルオーディトリウム
● 参加料 研究所会員は無料 一般 1,500円、学生 1,000円(当日受付にて)