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2022年10月研究講座『スウェーデンにおける民主主義教育の現場~「学校選挙(SKOLVAL)2022」視察を受けて』

9月11日に投票が行われたスウェーデン総選挙。投票率は前回(2018年 87.2%)よりも下がったものの、84.2%と、8割を超えています。若者世代の投票率も同じように8割台となっています。
翻って日本では、令和3年(2021年)10月に行われた第49回衆議院議員総選挙では、10歳代が43.21%、20歳代が36.50%、30歳代が47.12%(全年代を通じた投票率は55.93%)と、若年層を含め有権者の半数以上が投票に行っていません。
スウェーデンと日本の違いは、どこから生じているのでしょうか?
そもそも、スウェーデンは、子ども時代から、子どもの権利が保障され、民主主義を実感する機会を多様に設け、市民意識を高めています。そして、選挙前になると、多くの中学校・高校では、「学校選挙(SKOLVAL)」と呼ばれる模擬選挙を行います。学校選挙に先立って、生徒が選挙小屋に出向いてインタビューをし、学校に政治家・政党関係者を招いての討論会を開催するなど、選挙を通して、各政党の政策を比較し、生徒同士でディスカッションを行っています。
2014年、2018年、2022年の各選挙において、「学校選挙(SKOLVAL)」および学校(小中高)における民主主義教育の現場の視察を通して得たことを元に、子ども時代からの民主主義教育の必要性について、考えます。

● 日時 2022年10月27日(木)18:30 - 19:30
● 講師 林大介(模擬選挙推進ネットワーク 事務局長/浦和大学社会学部現代社会学科 准教授/こども家庭庁準備室・こども政策決定過程におけるこどもの意見反映プロセスの在り方に関する検討委員会 委員)
● 開催場所 スウェーデン大使館オーディトリウム、およびオンライン(Zoomミーティング)
● 参加費 会員は無料。非会員は、一般1,500円、学生1,000円。非会員の方は、こちらからお申し込みください。
● なお、会員の方には、研究講座を録画したビデオを後ほどご視聴いただくこともできます。ご入会ご希望の方は、新規会員募集よりお申し込みください。
※当日の機器や通信状況によっては、オンライン配信に障害が発生する可能性があります。その場合には講演録画の配信等、代替措置を取らせていただくことがございます旨、予めご了解ください。