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【Sweden.se日本語版】10の驚くべき場所


ノーラ・キャビン Photo: Martin Edström/imagebank.sweden.se

スウェーデンの南から北へ、注目の宿泊施設10選を紹介する。今度行ってみてはいかが?

1.ファルクネステット(Falknästet)

 南部のクラーベリ半島にあるクーレン灯台(Kullens fyr)は、スウェーデンで最も高い場所に立つ灯台である。その足元にある「ファルクネステット(鷹の巣)」は、天井から丸いベッドがぶら下がり、パノラマウィンドウから夕日を正面から眺められるワンルームホテルである。結婚式の夜にも平日の夜にも使える。

2.ファブリケン・フリレン(Fabriken Furillen)

 ファブリケン・フリーレンは、古い石灰岩の採石場の真ん中に、コンクリートと堅木で作られた作品である。建物は、荒れた工業地帯を反映しながらも、そこから逃れるための居心地の良いシェルターとして機能している。ホテルの部屋にしても隠遁小屋にしても、このデザインホテルはゴットランド島のフリレン半島という人里離れた場所にあって、特別な滞在を経験させてくれる。


ゴットランドのフリレンは、見た目がハードだが中は居心地が良い。 Photo: Furillen
3.72時間キャビン

 72時間キャビンは、当初は仕事でストレスを抱えた5人が3日間自然のそばで過ごしたら健康上どのような結果が出るかを経験してみるというプロジェクトであった。これらの木枠とガラスの家で過ごすというアイデアは、スウェーデンの自然の中にストレスを埋め込んでしまうというものであった。ダールスランド地方にある多くの湖の1つのそばにあるガラスのキャビンは、今では誰でも予約することができる。


72時間キャビンは自然に囲まれた、真にくつろげる場所である。 Photo: Jonas Ingman/imagebank.sweden.se
4.ホテル・アタイン(Hotell Utter Inn)

 ヴェステロース郊外のメーラレン湖に、一軒の赤いコテージが浮かんでいる。これは水中ホテル、ホテル・アタインの入り口だ。水上には炊事場があり、水面下には窓からは水中世界を眺めることができるベッドルームがある。ミカエル・ゲンベリ(Mikael Genberg)がアートプロジェクトとして立ち上げたアタインは、4月から10月のシーズン中、大変な人気を博している。


アタインはヴェステロースの水中ホテルである。 Photo: Pia Nordlander
5.ノーラ・キャビン(Nolla Cabin)

 ストックホルム群島にあるノーラ・キャビン(Nolla Cabin)は、ゼロエミッションを目指したものである。ロビン・ファルク(Robin Falck)が設計したこのキャビンは、太陽エネルギーで稼働し、現代の技術を利用して、どのように自給自足と再生可能エネルギー源の利用が達成できるのかを示している。
 持続可能なコテージのプロトタイプであるノーラ・キャビンは、自然を楽しむ時間を増やしながら、より少ないもので生活する方法を示す実験である。このキャビンはリーデ・ヴェルズフス(Lidö Värdshus)を通じて予約することができ、ネステ(Neste)という企業によるプロジェクト「ゼロ・アイランド(Zero Island)」の一環で建てられた。


ストックホルム郊外のノーラ・キャビンは炭素ガスの排出を最小限にする。 Photo: Martin Edström/imagebank.sweden.se
6.コラービン・エコロッジ(Kolarbyn Ecolodge)

 コラービン・エコロッジは、最も原始的なところがぜいたくである。その12棟のキャビンは泥と草に覆われ、屋根からはブルーベリーやキノコが生えている。電気やシャワーから逃れ、新鮮な空気、平和な環境、野生動物を体験してほしい。コラービンはストックホルムから車で2時間、スキンスカッテベリ(Skinnskatteberg)という村のすぐ郊外にある。


コラービン・エコロッジは、最も原始的なところがぜいたくである。 Photo: Johan von Helvert/Kolarbyn Ecolodge
7.自然の中でのキャンプ

 スウェーデンでは、公共アクセスの権利(allemansrätten、自然共有権)によって、自然の中のほぼすべての場所にテントを張る権利が認められている。ただし、人家からは一定の距離を保ち、農地には近づかないなど、いくつかのルールがある。
 スウェーデンのユニークな自然体験をするには、テントを持参し、野原や岩の上の人里離れた場所を見つけてテントを張り、静寂を満喫しよう。すべて無料である。


無料のキャンプ-スウェーデンらしさか? Photo: Erik Leonsson/imagebank.sweden.se
8.ツリーホテル(Treehotel)

 ツリーハウスがブティックホテルになったようなイメージで、森の中に広がる6棟のカスタムメイドのツリーハウスがツリーホテルだ。一流の建築家たちが、この自然の中に現代的なデザインの小さな隠れ家をつくり、訪れる人は手つかずの風景に浸ることができる。ルレオ(Luleå)から1時間ほど北に行くと、木立の中にあなたの家が見つかるだろう。


北スウェーデンのツリーホテルの鏡のキューブの部屋 Photo: Lola Akinmade Åkerström/imagebank.sweden.se
9.サーミネイチャーキャンプ(Sápmi Nature Camp)

 北極圏でキャンプ? サーミネイチャーキャンプは、世界遺産ラポニア(Laponia)地区のイェリヴァーレ(Gällivare)とヨックモック(Jokkmokk)の町の郊外にあり、サーミ式のグランピングを楽しみたい人のための施設だ。ラヴ(Lavvu)テント(ティピーのようなテント)には、ダブルベッド、ストーブ、自然やサーミの文化からインスピレーションを得た調度品が備えられている。食事は、魚、トナカイ、ヘラジカと地元のベリーやハーブを使ったサーミ料理が基本である。


サーミネイチャーキャンプの典型的なサーミのテント Photo: Lennart Pittja/Sápmi Nature/imagebank.sweden.se
10.アイスホテル

 毎年4月になると、ユッカスヤルヴィのアイスホテル全体、いやとにかく一部は、溶けてしまう。アイスホテルの一部は、一年中オープンしている。ソーラーパネルが太陽からエネルギーを得て、そのエネルギーを使って氷が溶けないようにしているのだ。残りの部分は溶けてしまい、寒い季節になると近くのトルネ(Torne)川の氷や雪を使って再び建てられる。アーティストが内装を飾り、ホテルはアート展にもなる。また、一年中暖かい宿泊施設も備えている。


おそらくスウェーデンで最も国際的に有名なホテル、アイスホテル。 Photo: Hans-Olof Utsi/imagebank.sweden.se (Artist: Petros Dermatas and Ellie Souti)

原資料掲載ページ:https://sweden.se/culture/arts-design/10-amazing-places
翻訳時点の最終更新日 2022年6月14日
翻訳 熊木裕一 平川鈴弓 布施香南
監修 明治大学国際日本学部教授 鈴木賢志
本稿は在日スウェーデン大使館から許諾をいただき、作成・公表しております。適宜修正することがあります。記載内容によって生じた損害については、一切責任を負いかねます旨、予めご了解ください。写真・図表はSweden.seに掲載されたものをそのまま転載しています。他サイトへのリンクは転載しておりません。