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スウェーデンでは1980年代に、認知症高齢者のためのグループホームを開発。92年にエーデル改革が起き、現在は国が在宅に残るように(在宅ケア)を支援。近い未来、スウェーデンはどの方向へ行くのか。

講師のエミール・オストベリさんは視覚障害者ですが、日本やアメリカに留学、パラリンピックでのメダル獲得など輝かしい経歴をお持ちです。講演も日本語でなさいます。現在、Swedish Quality Care ABのマーケティングマネージャーとして活躍しておられます。

多くの方々のご参加をお待ちしております。

・講師
Mr. Emil Ostberg スウェーデンクオリティケア Japan Area Maneger
・日時
2016年5月16日(月)
午後6時~8時(5時半開場)
・場所
スウェーデン大使館1階ノーベルオーディトリウム(港区六本木1-10-3)
駐車場はありません。
・参加料
スウェーデン社会研究所会員は無料
一般1000円、学生500円(当日受付にて)
・申込方法
メール(office@m.jissnet.com)にてお願いいたします。

スウェーデンは社会福祉が充実している国として広く知られている。一方で、充実した社会福祉制度を維持するために、高い税金を国民が負担してきた。スウェーデンの消費税率は25%と世界で最も高い国のひとつである。税金があまりに高いと消費水準も生産水準も減退し、経済の活力、国際競争力が失われる。しかし、スウェーデンの国際競争力は決して低いわけではない。スイスのローザンヌにあるビジネススクールIMD(International Institute of Management Development)が毎年発表している各国の国際競争力ランキングでスウェーデンは2000年以降、常に日本を上回る順位である。直近2015年のランキングでは、スウェーデンは9位、日本は27位であった。2000年以降で、スウェーデンが6位以内であった年は6回あり、2008年以降では常に上位10ヶ国にランキングされている。一方、日本は2000年以降、2回17位にランキングされた以外は、20位以下の順位であった。このような認識に立って、「スウェーデンの税金は本当に高いのか。」ということを本講座では考えてみたい。

・講師
福島淑彦教授 早稲田大学政治経済学術院
・日時
2016年4月21日(木)
午後6時~8時(5時半開場)
・場所
スウェーデン大使館1階ノーベルオーディトリウム(港区六本木1-10-3)
駐車場はありません。
・参加料
スウェーデン社会研究所会員は無料
一般1000円、学生500円(当日受付にて)
・申込方法
メール(office@m.jissnet.com)にてお願いいたします。

スウェーデンと言えばノーベル賞やボルボくらい・・・?でも最近は、イケアやH&Mなどが若者に大人気で、以前よりもスウェーデンが身近になってきたように感じます。
けれども、スウェーデンという国をよく知っているという日本人は、一般的には少ないのではないでしょうか。
2014年の名目GDPランキングでは188か国中、日本は世界第3位、スウェーデンはナイジェリアに次ぐ22位。日本は世界のGNPの15~16%を占める、紛れもない経済大国です。けれども、ほとんどの日本人はその実感がないのでは?スウェーデンを訪れた日本人は、本当に豊かで優雅なその暮らしぶりに驚くといいます。
言わば”国民生活大国”のスウェーデン 。経済的には日本の方が豊かであるはずなのに、この違いはなぜなのでしょうか?
今、日本とスウェーデンの違いを見つめることで、これからの日本の行くべき道、在るべき姿が見えてきます。
2003年にスカンジナビア政府環境局の招聘でスウェーデン、ノルウェー、デンマークの環境、福祉、ITの施策を視察した時の体験や、昨年のイタリア、フランス8都市での取材など、世界各国での環境ジャーナリストならではの経験を交えながら、「聞いて良かった!」と思って頂ける楽しいお話をお届けします。

・講師
村田佳壽子氏 環境ジャーナリスト スウェーデン社会研究所理事
・日時
2016年3月30日(水)
午後6時~8時(5時半開場)
・場所
スウェーデン大使館1階ノーベルオーディトリウム(港区六本木1-10-3)
駐車場はありません。
・参加料
スウェーデン社会研究所会員は無料
一般1000円、学生500円(当日受付にて)
・申込方法
メール(office@m.jissnet.com)にてお願いいたします。

10人中8人が投票に行くスウェーデンの若者と、3人しか投票に行かない日本の若者。なぜこのような差が見られるのでしょうか。もしそれが教育の差によるものであるなら、教科書の中にそのヒントがあるのではないでしょうか。このような仮説に立って、明治大学国際日本学部鈴木ゼミでは、本年度の卒業研究として、スウェーデンの小学校社会科教科書(小学校4年生~6年生対象)を読み解きました。

今年から投票年齢が18歳に引き下げられることに伴い、若者の政治教育について様々な議論が交わされていますが、民主主義の手本とされるスウェーデンの教科書から学ぶことは少なくありません。私たちが日本で学んできたこととどう違うのか、日本の若者の視点で気づいたことを、発表させていただきます。

・講師
明治大学国際日本学部 鈴木ゼミ学生19名
・日時
2016年2月22日(月)
午後6時~8時(5時半開場)
・場所
スウェーデン大使館1階ノーベルオーディトリウム(港区六本木1-10-3)
駐車場はありません。
・参加料
スウェーデン社会研究所会員は無料
一般1000円、学生500円(当日受付にて)
・申込方法
メール(office@m.jissnet.com)にてお願いいたします。

今回は長い間幼児教育に携わっておられる水野 恵子氏に「スウェーデンの保育は世界の保育モデル~制度・歴史・保育実践について」と題したお話を頂きます。水野氏は毎夏スウェーデンに行かれてスウェーデンの幼児教育を把握しておられます。

スウェーデンが男女平等先進国であることはよく知られています。男も女も仕事も子育ても両立が当たり前の国です。それを可能にするのは480労働日の長期の育児休暇です。長期の育児休暇が女性だけに担わされていたら女性のキャリアにはマイナスですが男性の育児休暇取得率も90%以上(日本2,3%)です。その後、子どもは1~1歳半くらいになると、就学前学校へ入学します。内外ともに豊かな環境の就学前学校での基本は民主主義です。保育者は一人一人の子どもを尊重し、「子どもの声を聴く」ことから保育は始まります。

スウェーデンでは1歳からのすべての子どもに保育は権利として保障されています。待機児童問題で劣悪な環境の保育施設で育つ日本の子どもがより質の高い保育が保障されるようにスウェーデンの保育を紹介していきたいと思います。

・講師
水野恵子氏 元日本女子体育大学教授
・日時
2016年1月20日(水)
午後6時~8時(5時半開場)
・場所
スウェーデン大使館1階ノーベルオーディトリウム(港区六本木1-10-3)
駐車場はありません。
・参加料
スウェーデン社会研究所会員は無料
一般1000円、学生500円(当日受付にて)
・申込方法
メール(office@m.jissnet.com)にてお願いいたします。