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『フレーセーの花 ペッテション=ベリエル ピアノ作品集』発刊のお知らせ

片桐文子会員から、以下のお知らせをいただきました。
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スウェーデンの作曲家ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(1867-1942)のピアノのための作品集『フレーセーの花』。スウェーデンならではの自然の風景や季節の行事を音楽で描いた、しゃれた小品21曲が、全3冊に分けて出版されています。いちど聴いたら忘れられない魅力的な曲なので、「弾いてみたい」という人も多いのですが、日本ではこれまで輸入版しか入手できませんでした。

この楽譜では、21曲をハンディな1冊にまとめ、日本語による解説と運指をつけました。演奏に必要な技術は中級程度で、中学生から演奏可能です。

スウェーデンは福祉国家として、また独特の美しいインテリアやテキスタイルで有名ですが、音楽は、日本ではほとんど知られていません。国民的作曲家の一人と呼ばれるペッテション=ベリエルの代表作が日本でも演奏されるようになれば、スウェーデンの音楽文化への興味・関心を呼び起こす一助ともなるでしょう。

日本ではほとんど知られていないのですが、大人のピアノ好きの方が聴くと、綺麗な、面白い曲と興味を示してくださいます。
小品集なので、アマチュアでも弾きやすい曲がいろいろあって、楽譜さえ入手しやすい形になれば、きっと日本でも広く受け入れられるに違いない、と思っています。

故・中村紘子さんの後をついで、浜松の国際ピアノコンクールの審査員長になった、ピアニスト・小川典子さんが、指使い指南として関わってくださっています。
小川さんは、スウェーデンの有名なレコード・レーベルBISの専属で、このピアノ曲集の録音もしているので、そのご縁でお願いしました。

詳しくは、こちら(道和書院サイト)をご覧ください。